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楽器置場

マルチエフェクター

持っているギター用マルチエフェクターの紹介です。
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- マルチエフェクター -

Boss ME-30

BOSS ME-30マルチエフェクターです。 とりあえず一通りのエフェクターは押さえられているので、使っていました。 基本的に、マニュアルモードで臨機応変に音を作るというよりは、パッチをあらかじめ作っておいて、パッチの切り替えで対応することが中心になる器械です。

入っているエフェクトは、コンプ、歪み7種、3バンドイコライザー/フェイザー、ノイズサプレッサー、ディレイ、モジュレーション4種(コーラス/フランジャー/ピッチ・シフター/トレモロ)、リバーブと、ペダルエフェクトが4種(ボリューム/ワウ(2箇所)/アーム(4系統)/リング・モジュレーター)内蔵されており、パッチは3×10バンクの30種類をユーザー設定できます。 パッチのプリセットメモリー(設定変更不可)も30種類あり、計60のパッチを記憶しています。 その他、ライン出力時にアンプらしい雰囲気を載せる機能としてアンプシミュレータ(現在で言うそれとはかなり性格が異なりますが)、CD入力とギター入力をミックスして出力するAUXイン機能、そのAUX入力を記録・再生するフレーズトレーナー機能なども搭載されています。 全体的に、スタジオユースも視野に入れた、個人練習用の器械という位置付けのように思えます。 発売が97年だっただけに、機材としては少々前時代的な雰囲気は否めませんが、初心者ユーザーにはまあまあいいモノだと思います。

音質面では、不自然な色が載ってしまう面が結構あるので、そのあたりで好き嫌いが分かれるでしょう。 スタジオで使う機材としては、その点がやや弱点ともいえます。

Boss ME-50

BOSS ME-50マルチエフェクター二台目です。 ME-30シリーズの後継機という位置付けで、ME-33というME-30の後継機の後に登場したものです。 ME-30にだいぶ限界を感じ始めていたので、新登場の噂を聞きつけて、発売後程なくして購入しました。 MEシリーズの後継という位置付けで見ていますが、内容的には前代とはいろいろと路線を変更して、新たなコンセプトになっている感があります。

搭載されているエフェクトは、トーンモディファイ(音質を加工する機能と、PUシミュレータ、フルアコ/アコースティックシミュレータなど)、コンプ、歪み系22種、モジュレーション系11種(コーラス/ステレオコーラス2種/フェイザー/フランジャー/ハーモニスト(ピッチシフターのようなもの)/トレモロ/パン/ヴィブラート/ユニヴァイヴ(フェイザーの亜種?)/ロータリー(これもフェイザーの亜種?))、ディレイ、ノイズサプレッサー、リバーブ4種と、ペダルエフェクト6種(ワウ/レゾナンス/ヴォイス/リングモジュレータ/オクターブ2種)+ボリュームペダルになります。 ME-30よりも遥かに多彩なエフェクトが搭載されています。 歪み系は、COSMというモデリング技術を利用した、モデリングエフェクト(他のエフェクターやアンプなどをシミュレートしたエフェクト)が主体です。 パッチは3×10バンクの30種をユーザー設定で記録できます(こちらはプリセットパッチは別になっていません)。 また、CD AUXインも付いていますが、こちらにはフレーズトレーナー機能はありません。 ME-30と比べると、個人練習用ツールの性格をかなり抑え目にして、実戦使用を主眼に据えるようにコンセプトを大きく刷新したと思いますし、トレンドを追求した方針で設計されているようにも感じます。

ME-50は、ME-30シリーズよりも直感的に操作ができるように、パネルの設計が大幅に改良されています。 パラメータの設定をつまみで行うようになっているので、マニュアルモードでは従来のマルチエフェクターとは一線を画すほどに操作感が良いです。 直感的に操作できるマルチとしては、成功だと思います。 ただ、そのつまみをパネル全体に配置するという思い切ったレイアウトのために、サイズが大きい割りにディスプレイが導入できず、ME-30と比べてしまうと、パッチモードでは少々慣れが要ります。 また、歪み系にやや弱いところを感じるのと、EQが入っていない(トーンモディファイがそれに類似した効果になると位置付けているのでしょう)ことは少々難ですし、バンク・セレクトが前面パネルのフットスイッチではできない(フットスイッチを別途購入)点や、パッチ切り替えのときの音切れが長いことはマイナス評価です。 初心者以上向けのマルチとしては、十分に良いと思います。 個人的には、パッチモードで使うより、マニュアルモードで使いたいようなマルチエフェクターですね。

ZOOM 505II

ZOOM 505IIマルチエフェクター三台目です。 手持ちのマルチがBOSSだけだったので、他のメーカーも試してみたいと思って安価なこちらを購入してみました。 主に自宅練習用だろうなと割り切って買ったものですが、予想に違わぬ物で…(^_^;) マルチエフェクターの生命線は、歪み系の特性にあると思うのですが、これが少々安いだけあって、という感じがします。 歪み具合は全般にどぎつい感じで、今風のドンシャリの音を作るには向いていますが、オーバードライブサウンドという面では難を感じます。 あと、高域も変なところでクリップされているような、少々他人行儀な音になってしまいがちな面もあります。 初心者にとって音作りをするという意味では、少々気難しい製品かも知れません(逆にいえばそれだけのこだわりを発揮する初心者はそうそういないってことか?)。

価格が安いことを取り上げて、初心者にうってつけという売り文句を良く見かけますが、個人的にはそれもちょっと疑問があります。 パラメータの設定に独特なところがあったり、またパラメータの変更の際にも操作パネルが極めて簡略化せざるを得ないことに起因して、操作性が良好とはいえない面があります。 安さに関してのみ注目すれば、手頃であることは間違いないと思いますが、品質的には価格相応だと思います。

ToneWorks Ampworks

ToneWorks AmpworksKORGのマルチエフェクターでのブランドToneWorksの、コンパクトなモデリング・シグナル・プロセッサです。 本来的にモデリング・アンプ・シミュレータなので、マルチエフェクターの部に入れていいのかちょっと迷います。 KorgのREMSというモデリング・テクノロジーを搭載していて、11タイプのアンプ・シミュレート、11タイプのキャビネット・シミュレート、9種類のモジュレーション・空間系エフェクト類を選択できます。 コントロールとしては、ゲイン・トレブル・ミドル・ベース・ボリューム・エフェクト/ノイズ・リダクションの6つのつまみがあります。 プログラム・パッチは、プリセットが11セット、ユーザーメモリ領域が2つが用意され、マニュアルモードもあります。

安価かつコンパクトサイズということがお手軽感を感じさせるモデルですが、生産完了品とのことです。 もともとラインで録れる機材を試してみたかったという希望があったところに、ふとした機会にだいぶ安く出ていたので、購入してみました。 おそらく、個人的に録音サンプルを作る時のために使うのが主になると思います。 使い勝手についてですが、個人練習用途では便利だと思います。 作りこんだ音を欲しいという時には、なんとも中途半端なところかも知れません。 私見ですが、この機材の使い勝手や内蔵プロセッサの数から言えば、メモリ機能は不要な気がします。

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