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らんちの思い出

顔半分(9.72kb)不定期に、らんちの近況報告、ないし、過去の出来事などを書いて来た記録です。 らんちとの思い出をここに残していければと思います。 らんちはもう亡くなりましたが、思い出はずっと残るのです。

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お別れ

当コンテンツの主役のらんちが、2006年1月27日の未明に5歳と10ヶ月の生涯を全うしました。 最後の日、午前中までは普段通りの様子だったのですが、夜中に様子を見に行ってみたら、呼吸をするのが大儀そうで全身で息をしているような状態で、背中に触れてみた感触からは伝わってくる体温が若干低く、非常に重篤な様子を感じ取れました。 慌てて抱き上げて様子を確認してみたのですが、やはり元気がなく、だいぶ苦しそうな具合でした。 夜半を過ぎていたために病院とは連絡が取れず、そっと見守ることしかできないもどかしい思いをしながら、一晩もってくれることを祈るのみでした。 抱き上げて撫でてみたりして、少しでも楽にならないかと願ったのですが、普段から抱き上げられて一つ所にとどまるのが嫌いな性格が出てバタバタと逃げ出していました。 その時点で、もう足取りの方もややおぼつかなくなっているくらいで、ある程度覚悟を決めなければと感じた次第です。 結局午前12時半を回った時点で、私にはどうすることもできないし、らんちはいつもの寝床で落ち着きたがっていたので、そっとしておくことにしました。 ただ、その30分後に、らんちがケージの中を歩き回り始め、壁などに頭をぶつけたりする音が聞こえ、慌てて様子を見に行くと、やはり歩き回って壁にぶつかったり、転んで横に倒れたまま駆け出そうとするような異常な様子だったので、もう見ていられなくなって抱き上げて、もういいんだよ、よくがんばったね、と声をかけたら、そのまま静かに息を引き取りました。 最期まで、優しくて思いやりのある、時々は我の強いところを見せはするけれども素直で、賢くてよい子でした。 生まれて間もないらんちがふとしたきっかけから急遽うちに引き取られて、5年と9ヶ月ほどを一緒に過ごしました。 ペットと言うよりも、立場の同じ相棒のような存在として、意識してきたような気がします。 そのらんちがいなくなる悲しみはとてもとても大きいです。 もっと一緒に過ごしたかったし、もっと色々と贅沢をさせてやりたかったとも思います。 おおよそ6年という期間、らんちと一緒に生活することができて、本当に良かったと思います。

また、らんちをこういう場で紹介できたことは、私としてはとてもよかったとも思っています。 らんちを見守ってくれる人がいること、らんちを知って、興味を持ってくれる人がいることは、らんちにとってもうれしいことだったでしょう。 らんち本人は、こういう形で自分のことが紹介され、知られていることを知らなかったとは思いますが、人を避けるようでいてなかなかになつこい性格でもあったらんちには、気にかけてもらえること自体が嬉しいことだったと思うのです。 興味を持ってくださったすべての人に、感謝します。

らんち、一緒に過ごせて幸せだったよ。 いつも気にしてくれたね。 ありがとう。 これからは、ゆっくりと休んでね。

これも事後報告になりますが… 先日、らんちが体調を崩した時、様子を確かめている最中にらんちの上の前歯に派生したような3本目の歯が、本来の歯の左脇(向かって右側)から突き出していることに気が付きました。

どうも、前歯と同じように伸張してくる様子で、でも噛みあう相手がないので自力で削れないような状態でした。 はじめは爪切りを使って切ってみたのですが、結構伸張する度合いは早い模様。 結局、素人判断だけでどうこうするのは難しいと言う結論に…(続く)

初受診

で、歯の異常のことを契機に、動物病院に連れて行ってみました。 正直、これまで飼ったペットは皆、動物病院に連れて行ったことがなく、らんちもその例に漏れなかったし、またらんちは特に健康優良児なので、飼い主共々緊張の初受診となりました^^;

らんちの健康状態については、問診と触診、X線撮影で診断していただきましたが、年齢からくるものを含めて少々注意点はあるものの、概ね特に異常は見当たらずといった感じでした。 大事に接していきたいと飼い主としても気を引き締めなおした次第。

それで、肝心の前歯の方についてですが、どうやら歯の根元の方で、何かの衝撃で歯が二つに分かれて成長してしまっているような状態だったようです。 状態としては、ちょっと特殊で珍しいケースのようでした。 ただ、特に命に別状のあるような状態ではなく、とりあえずは成長する異常のある歯を切り落として、生活に不自由が出なければ良しという感じと把握しています。 派生した歯については、根元の方から短く切り落として切り口を消毒してもらいました。 とりあえず、当面はその状態で様子見です。 また何かあれば診てもらいに行こうかと思います。 歯の方も、また大きく伸びるようであれば定期的に処置をお願いしたいですし。 でも、こうして安心してみてもらえる病院が見つかるのは、 飼い主としてとても心情的に助かりますね。

そうそう、受診中のらんちの様子ですが、緊張から数度もそもそと逃げようとしたり、ときどき嫌がって声を上げることはありましたが、全体的におとなしく、暴れることもなく診てもらっていました。 良い子です。

新年

新年明けましておめでとうございます。 年が明けると、初売りが待っています(<強引な展開)。 今年は初売りの際に、うさぎ専門店にも立ち寄って、らんちのための買い物をしてきました。

その買い物の時に福袋も買ってみたら、 藁でできているハウスがついてきました。 ちょうど寝床になるような箱状のモノです。

早速、このあいだ買った新しいケージの方に設置してみました。 らんちは、はじめは戸惑ったようですが、すぐに慣れて中に入ってみたりして、居心地を確かめたりしていました。 翌日には、中に入ってお昼寝をしだしたりするくらいで。 新しいケージもだいぶ居心地の良いところになったようです。 ただ、まだ前のケージは併用するつもりですけどね。 (ちなみに、ペット写真の入り口の画像が、そのハウスにいるらんちを写したものです)

踏み台

新しいケージはだいぶ大型になり、入り口と外の床の段差がかなり高くなりました。 その状態では、らんちが自力で出入りするのが厳しいと思ったので(らんちは自分の意思でケージから出入りする子なのです)、踏み台を用意することにしました。

はじめは板を一枚と壁掛けフックを用意して、入り口からスロープを作ってみたのですが、らんちはあまり傾いた地面が得意ではないようで全然ダメでした。

なので、改めて板と木のブロックを買ってきて、四足の台をこしらえてみました。 高さが足りませんでした。

高さが足りなかったので、それは古いケージの入り口に置き(前のケージも結構出入りで足を引っ掛けてこけていたりしたのです)、また別にもう少し高い台を作ってみました。 今度はだいぶ良い加減に仕上がりました。 でも、新しいケージにはらんちは自分からあまり立ち入ってくれません^^; 最後に作った台は、出る時に便利という感じに見ているようです。

前のケージの入り口に置いた台は、はじめの内は怖がって近付きたくなさそうな素振りでしたが 今はだいぶ慣れて普通に踏み台にしています。 ただ、ケージに駆け込もうとすると台の上が平滑なのでそのせいで脚が滑って軽くこけたりしています。 おちついて乗れば問題ないんですけどね。 あわてんぼうならんちでした。

事後報告

もう先日のことになりますが… らんちが来て以来覚えている限りでは初めて、らんちが体調を崩しました。 お腹を下して、食欲も落ち、体重も急激に減少して、傍目にはとても危険な状態にまでなったような感じでした。

原因をいろいろと考えてみたのですが、どうやら住まいが変わったことも精神的なストレスになって影響しているような感じに見受けられました。 そのため、急遽前のケージをしつらえてそちらに移し、様子を見ることにしました。

結果的には、その状態で体調もすぐに落ち着き、今では回復しています。 結局、現状では前のケージと新しいケージの二つを贅沢に使わせて、らんちの好むように過ごさせることに落ち着きました。 おそらく、精神的ストレスが大きな原因になったのではないかと思っています。 デリケートな扱いが必要なことを改めて認識するとともに、飼い主としてらんちに辛い目にあわせたことを非常に反省しております。

でっかくなっちゃった

突然ですが…らんちの寝床がでっかくなっちゃいましたw 底面積にして、2倍強の拡大です。 もともと少々手狭なケージだったとは思いつつも、ついついそのままのケージで過ごさせてきていたのですが、この度、思い切って広くて居心地のよさそうなケージをどーんとプレゼントしてみました。 急にでっかい家に引越しさせられたので、若干戸惑い気味ですが、それでも案外早くに馴染みはじめている様子。 まあ、食べる物を食べられて、安全に区切られた空間であれば、どこでもあっさりくつろぎモードに入ったりするそんな子なので 適応もそれなりに早かったみたいです。 っつーか、これまで狭いケージしか与えないでごめんね、らんち。

旧居新居

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