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曲作品 作品

MIDI再生について

一応、MIDIファイルの再生環境のことについて、補足的な説明を書いておきます。

ブラウザでの再生について

当サイトでは、MIDIファイルとしてブラウザ上で再生できる状態で曲を公開しています。 これらのファイルの再生については、Windows XP sp3 + IE7、Opera 9.64、Safari 3.2.2において、ブラウザ上で再生できることを確認してあります。 またFirefox3については、MIDIファイルへのリンクからMIDIファイルを再生できることを確認しています。

ダウンロードについて

保管庫のMIDIファイルについては、コンテキストメニュー(Windowsでは右クリック)のファイルの保存でダウンロードすることができます。

MIDI関連

MIDIファイルをPC上で再生する場合には、MIDI音源が必要です。 MIDI音源がない場合は、MIDIファイルを再生できません。 最近では、ほとんどのPCにMIDI音源として動作するソフトウェアが標準で付属していると思います。 以下、蛇足。

MIDIファイルについて

MIDIファイルというものは、音楽を記録しているファイルの一種です。 しかし、MIDIファイルは「MIDI対応音源(以下MIDI音源)」に演奏内容を指示するデータファイルで、音声ファイルのmp3ファイルなどのような音声そのものを記録したファイルではありません。 例えるなら、MIDIファイルはPCからみれば楽譜のようなもので、MIDI音源やPC環境によって演奏内容が変わる可能性を持ちます。

ちなみに、MIDIという言葉は、シンセサイザーなどの音声出入力に関する信号の統一規格の事をさします(MIDI:Musical Instrument Degital Interface)。 MIDIの規格に沿ったシンセサイザー同士であれば、機種が違っても同じデータを共有でき、同じように再現することができます。

MIDI音源の規格

MIDI音源には、音源同士の信号のやり取りを定義する規格が4つあります。 基礎的で汎用性の高いGM(General MIDI)規格、Rolandが作ったGS規格、YAMAHAが作ったXG規格、AMEIが作ったGMレベル2(General MIDI Level 2)規格です。 このうちGM規格は、それぞれの規格に共通する部分を定義しているもので、この規格で作られたMIDIファイルはどんなMIDI音源でも問題なく再生できます。 あとの3つの規格は、それぞれが音色(楽器)やエフェクターの追加など、独自の拡張性を持たせています。 そのため、それぞれの規格で作られたMIDIファイルは、その規格に対応したMIDI音源でなければ、制作者の意図を反映した再生ができないことがあります。 なお、私自身はなるべくGM規格の範囲で制作しているつもりですが、私が使っている音源はRoland製のため、GS規格のMIDI音源で最適化されると思います。

ソフト音源・ハード音源

MIDI音源には、PCに外部機器として接続して使用するハード音源と、PC内部でMIDIシンセサイザーのエミュレートをしてMIDIを再生してくれるソフトウェア音源があります。

ソフトウェア音源は、価格帯的には1万円程度でも購入できるものが多くあります。 Windowsには、標準でGS Wavetable SW Synthというソフトウェア音源が付属しているものもあります。 しかし、安くて手軽に扱える半面、音質の方はハード音源に劣ります。 また、動作時にPCに大きな負担をかけてしまう傾向があります。 MIDIを積極的に、本格的な音で楽しみたいという場合は、ハード音源の方が適しているでしょう。 再生環境にこだわらなければ、ソフトウェア音源でも十分に楽しめると思います。

ハード音源は本格的なシンセサイザーの音源と同じかそれに近いもので、価格帯的には、ソフトウェア音源よりも高価なものです。 が、その分音質もよくなることが期待できます。

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